
- 一般英語(General English)
- 進学準備コース(EAP)
- ケンブリッジ英検準備コース(Cambridge Test Preparation)
- ビジネス英語コース(Business English)
- IELTS準備コース
- 高校進学準備コース(High School Preparation)
- その他のコース

通常どの語学学校でも、必ず提供しているのが一般英語コース(General English Course)です。 一般英語コースは、主に英語でのコミュニケーション能力の向上を目的とした授業内容で、コミュニケーションに大切な「読む、聞く、話す」の3技能を重点的に学び、「書く」の技能は宿題などで補足するのが一般的です。大学付属やTAFE・ビジネスカレッジ付属の英語学校の多くは、「読む・聞く.話す・書く」の4技能を平均的に行っています。 基本的に、ほとんど英語が使えない初級レベルから上級レベルまでクラス分けされ、それぞれのレベルに対応したカリキュラムが用意されています。 学校によってレベル数、クラス数は異なります。
授業内容、使うテキストなどは学校によって異なり、それぞれ工夫をこらして英語向上のためのレッスンを行っています。ほとんどの学生は一般英語コースからはじめ、基礎力を付けてから自分の目的にあった他の英語コース(進学準備コース、ケンブリッジ英検準備コースなど)に移動するケースが多いです。
一般的にEAPと呼ばれるコースが大学/TAFE付属や大学と提携している語学学校に多く設けられています。進学準備コース(English for Academic Purposesの略)はその名の通り、大学やTAFE、ビジネスカレッジなどへの進学を目指している学生を対象に、進学先での勉強に必要とされる英語力と学習技能を向上させるようにカリキュラムが組まれています。授業も定期的にディスカッショやプレゼンテーション、エッセイなどの練習も行います。ほとんどの語学学校では中級レベル以上の英語力がなければ進学準備コースへの入学はできません。進学を目的でない学生も、基礎英語力が既にあり、より英語力を向上させたい場合は、このコースもおすすめです。
日本ではあまり馴染みのない英検資格ですが、ヨーロッパのビジネス界では必要不可欠と言えるほど大切な資格となっているのが「ケンブリッジ英検(Cambridge Examinations)です。ヨーロッパでは多くの企業が、求人の際 「ケンブリッジ英検の・・・以上の英語力が必要」といった形で求職者に対し英語力の条件を求めることが一般的となっています。
ケンブリッジ英検には5つのレベル |
KET (Key English Test) |
PET (Preliminary English Test) |
FCE (First Certificate in English) |
CAE (Certificate in Advanced English) |
CPE (Certificate of Proficiency in English) |
FCEの合格レベルで、ビジネス・シーンでの最低限のコミュニケーションが可能な英語力があるとされています。 FCE合格レベルとは、日本の英検1級と準1級レベルの中間くらいのレベルだと考えられます。 ケンブリッジ英検準備コース(FCE以上)を受講するには、基本的に中上級レベル以上の英語力が必要です。
ビジネス英語コースとは、その名の通 り国際ビジネスで使われるコミュニケーション英語を学習する英語コースです。各語学学校によってコース内容は異なりますが、主に会社、ビジネス上の自己の紹介、ビジネスレター、プレゼンテーション、交渉、問い合わせ、苦情の対処、指示(伝達)、レポート作成など、英語社会でのビジネスシーンで実際に使われる内容を中心に授業が行われます。ビジネス英語コースの一般的な呼び方は「English for Business」 や 「Business English」 と言われます。 フルタイムの単体のコースとして、常にビジネス英語コースを開講している英語学校は学生数が多く、規模が大きめの学校です。
IELTS(International English Language Testing Systemの略)は、アイエルツと呼ばれ、Reading(読む)Writing (書く)Listening(聞く)Speaking(話す)の言語技能のすべてが評価の対象となるテストで、主にイギリス、 オーストラリア、ニュージーランドの教育機関(大学や専門学校)への留学、またオーストラリア、ニュージーランドへの移住の申請の際、英語能力を審査するために使われる英語検定資格です。そのIELTSの点数を向上されるためにIELTS準備コースでは、IELTS試験対策のみ考えられたカリキュラムが主な授業の内容で、受講する多くの人が、主に大学や専門学校への進学を考えている人が、英語力基準値(大学の場合、IELTS 6.5ポイント以上)まで英語力を向上するために受けるコースです。
IELTSテストには Academic Module(アカデミック・モジュール) と General Training Module(ジェネラル・トレーニング・モ ジュール)の2つの Module(測定基準)があり、大学や大学院への留学希望者は Academic Moduleのテスト結果が必要になります。
高校進学準備コースとは、オーストラリアの Secondary School(日本の中学1年〜高校3年)に留学するために必要なコミュニケーション英語力の強化と、実際に Secondary Schoolで教えている数学や科学、歴史、美術などの教科で使われる英語の指導を行ない、授業に即対応できるようにするプログラムです。各学校によってカリキュラムの内容は異なります。
18歳未満の学生がオーストラリアの学校に学生ビザを取得して通 う場合、滞在中の保護者/保証人(Guardian)が必要になります。従って、高校進学準備コースに入るためには通う予定の語学学校に、オーストラリアでの保護者/保証人の手配を依頼するか、オーストラリアの法律で保護者/保証人になれる人(親・親戚 など)を探す必要があります。学生ビザを申請する際、その学生の保護者/保証人となる人のサインが必要となります。日本人の場合、保護者/保証人の手配は通う予定の英語学校に依頼するのが一般的です。また、日本で修了した教育課程の成績証明書(英文で)が必要となります。
その他にも語学学校によっては、TESOLコース、ツーリズムコース、TOEICコースなどさまざまな分野のコースを提供している学校もあります。さらに「英語+サーフィン」「英語+ダイビング」「英語+ボランティア」など英語の勉強に加えそれぞれのニーズにあった楽しめる内容のコースを提供している学校も数多くあります。
お子様からシニアの方まで学校選択やコース、ビザの事でご相談されたい方はエンジョイ・ケアンズのカウンセラーまでお問い合わせください。