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| オーストラリアでは海外からの学生を対象とする教育機関に対して、政府への登録を義務付けています。この制度は連邦政府登録「CRICOS」（クライコス）と呼ばれていて、この政府登録では、登録されている教育課程に在籍する学生に対して信頼できるサービスと財政的な保護と保証することを意味しています。
この政府認定校（CRICOS）と登録された学校は、学校のクラスのサイズや教師の採用基準、教授方法と教材、宿泊手配、学生へのオリエンテーション内容、社会/文化活動、カウンセリングなどの細かな基準を査定をされ、さらには学校の規約や返金保証などに関する査定も行われ、そられの査定に通ったことによって正式にオーストラリアの学校として登録され、CRICOS（クライコス）の番号を取得することになります。 世界中の留学生を受け入れている教育機関は現在オーストラリアで200校以上ありますが、各州政府の教育機関の厳しい審査を通っているので安心です。さらに、各コースにクライコスコース番号を取得するためクライコス番号を取得しているコースは、海外留学生を受け入れる設備が十分整っている学校ということになるのです。政府認定校は語学学校に限らず「TAFE」や「大学」も対象となります。一部のTAFEの本科コースなどはクライコスコードを取得していないため、海外留学生は受講できず、永住権保持者のみ対象というコースもあります。 | |
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| 政府認定校ではない学校も数多く存在します。例えば規模が小さい、先生の数が少ない、設備が整っていないなどの理由の語学学校などです。個人レッスンを主に行っている学校や、規模が小さめの学校が多いです。個人レッスンをお安めの料金で設けていたり、少人数制のクラスであったり、カリキュラムに特徴があったりと、学校によっては政府認定でなくてもニーズに合わせ良い学校もありますが、政府に認定されていない学校の場合、長期留学の場合に学生ビザは申請できませんので、学生ビザで長期留学が目的の方は注意が必要です。 | |
| CRICOSの学校はこちらで探すことができます。 | |
- 私立の語学学校
- 大学付属の語学学校
- TAFEの語学学校
- ビジネスカレッジ付属の語学学校
私立の語学学校には政府認定校、政府認定校でないところがあります。長期留学の場合は必ず政府認定校に入学しなければ学生ビザが発給しません。私立の語学学校の多くが、いろいろな目的の留学生のニーズに合わせ、通常の一般英語コースのほか、集中英語コース、進学準備コース、ビジネス英語コースなどがあり、学校によっては「英語＋サーフィン」「英語＋スキューバダイビング」「 英語＋ボランティア」などユニークなコースを設けているところも多いです。
オーストラリアのほとんどの大学には付属の英語学校が併設されています。一般英語の他に 「ビジネス英語コース」「大学の準備コース(EAPコース)」「試験対策コース」があるのが特徴です。EAPコースでは大学での授業で困らないように、レポートの書き方、ディスカッションの方法などを学ぶことができ、試験対策コースではIELTSやTOEFLでより良い点数を取るための授業が中心として進められます。大学進学希望者以外でも入学や短期間の入学も可能です。大学生と同じキャンバスや施設を利用できることも良い点です。
TAFEでは私立の語学学校、大学付属英語学校にあるコースのほか、TAFE準備コース(ダイレクトエントリーコース)があります。この準備コースを終了すると、専門コース入学時に必要な検定試験が免除される場合もありますので、TAFE進学が目的の方にはお勧めです。TAFE入学希望でなくても語学学校への入学は可能です。
TAFEほどはコースの種類は通常少ないものの、学びたい分野のコースが私立のビジネスカレッジに存在すれば、ビジネスカレッジ付属の語学学校に行くのもおすすめです。通常付属の語学学校は語学学校が設けている進学準備コースに入学できるだけの英語力、そしてそのコースをきちんと終了すれば、必要な検定試験（英語能力関連試験）を免除されることが多いため、比較的入学しやすくなるからです。
