
一年間では少々短い、英語環境の中で英語力を伸ばしたい、やりたいアルバイトがある、まだまだ行きたい都市がある、もっと旅行もしたい、という方にはお勧めの”Second Working Holiday Visa”です。当然、オーストラリア生活が気に入って長くいたいという漠然な理由でも一生に一度しか取得できないビザなので、有効に活用するのも良いでしょう。
とはいえ、一定条件の「specified work」が楽しめる方も苦手な方もいらっしゃいますし、2年間の日本での生活を停止させることでもあり、現地2年目は生活に慣れてきてる=新鮮さに欠けるというケースもありますので、色々きちんと考えて決めてください。世には、その後NZワーホリ、さらには世界を周ったりするツワモノも存在しますが・・・

セカンドワーホリビザの取得条件はほぼ一度目と同じです。
- ビザを申請する時点での年齢が18歳以上30歳以下。
- 扶養家族が同行しないこと
- 健康上および人物審査の基準を満たしてること
上記の条件に加えて、1年目のワーキングホリデー時にオーストラリアの特定の地域で、特定の仕事を3か月(88日)し、その証明書(Form1263)を持っていることが必須条件です。
申請はオーストラリア国内でも国外でも可能なので(ビザ取得までは申請場所に滞在しなければなりませんが)オーストラリア国内で済ませてしまえば簡単です。


- plant and animal cultivation(農作業&畜産業) フルーツピッキングと言われる果物や野菜の収穫、農作物の栽培、製造、加工。販売用の畜産酪農にかかわる飼育や加工品の製造。食肉解体、放牧など。
- fishing and pearling (漁業&真珠養殖業) 漁業や真珠貝に関連する仕事で魚類や海産物などの採取、真珠採取や真珠養殖に関わる作業など。
- tree farming and felling (林業、伐採業) 伐採、植樹、樹木、搬送などに関わる仕事。
- mining (鉱業) 石炭、油田、ガス、鉱物などの採炭、探査、採石など鉱業に関わる労働。
- construction (建築、建設業) 建物の建造などに関わる仕事。
※詳しくは
http://www.immi.gov.au/Visas/Pages/417.aspx?tab=1&heading=regional-areas#specified-work
こちらの公式サイト(英語)をご覧ください。
一見、女性などにはハードな労働のように見えますが、農場で牛や馬に餌をあげたりする飼育の仕事や、果物や加工物の箱詰めなど、比較的できそうな仕事も存在するので、自分に合った「Specified Work」を探してみましょう。

この種の仕事であればオーストラリアのどこでもいい?!という訳ではありません。セカンドワーホリビザ取得のための仕事は必ず「Regional Australia」で行わなければなりません。つまり、若者や働き手が都市に行ってしまうので、田舎に存在する農場などは人手不足となり、世界から訪れるワーキングホリデーの方々にお願いしたいというシステムになっているのです。
どこの場所が「Regional Australia」であるかは移民局の公式サイトに行くと掲載されています。そちらに掲載されている郵便番号のエリアが認められる地域となります。
※郵便番号はこちらで確認できます。
http://www.immi.gov.au/Visas/Pages/417.aspx?tab=1&heading=regional-areas#specified-work


- 3ヶ月(88日)の意味 3ヶ月間フルタイムで働く条件ですが、一雇用主の元で3ヶ月間働く必要はありませんし、総合的に88日という日数に達すればいいのですが、だからと言って、きっちり88日働かなくてはいけないという訳でもありません。例えば、毎週月曜日から金曜日の週5日間がある産業のフルタイムであり、そこで3ヶ月働いた場合には、週末2日間は休みであっても1週間働いたとみなされます。(場合によっては日数が認められないということもあるので、必ず確認が必要です。)
- ファームで働いた証明書 Form1263に必要事項を書いて申請の際に提出しなければなりません。雇用主からのサインなどは忘れずにもらいましょう。
- セカンドワーキングホリデービザ申請方法 オーストラリアで申請
現在の1年目のワーキングホリデービザの有効期限が切れる前に、一回目と同じようにオンラインで申請をします。セカンドワーキングホリデービザの取得が出来ましたら、最初に入国したときから続けて2年間の有効滞在期間が認められます。
日本やオーストラリア国外での申請
年齢(31歳の誕生日前まで)に問題がなければ、数ヵ月後、数年後でも申請が可能となるので、同じくオンラインで申請をしてください。

エンジョイ・ケアンズ(EC)では、セカンドワーキングホリデービザ取得可能なファームのご紹介もしています。
ファーム紹介のパッケージ
自力でセカンドワーホリビザを取得できるファームを探して働くのもお勧めですが、当たり外れの多いファーム探しのリスクを回避されたい方や、なるべくお早めにセカンドビザを取得されたい方には紹介パッケージもおススメです。
これからオーストラリアに来られるワーキングホリデーの方々も、既にオーストラリアに滞在している方々も、セカンドワーキングホリデービザ取得について、ファーム探しなどについてのご相談がありましたら、無料ご相談フォームからお問い合わせください。