オーストラリアの国旗

オーストラリアの国旗は青地に英国国旗のユニオン・ジャックと、オーストラリアの6つの州と特別地域を表す七綾星、そして5つの星で南十字星を表し、縦横の比率は1:2。
- Union Jack (ユニオン・ジャック) 位置:左上1/4
イギリスとの歴史的な結び付きは、左上のユニオン・ジャック(イギリスの国旗のこと) に見ることができます。 - Southern Cross(南十字星)位置:右半分
南十字星(サザン・クロス)を型どったもので、4個の七綾星(しちりょうせい)(七つのポイントがある星という意味)と1個の五綾星。 南十字星はオーストラリアが南半球にあることを示しています。 - Commonwealth star 位置:ユニオン・ジャックの下
『連邦』を表わします。大きな七綾星(七稜星は6つの州と特別地域を表わします) は最初は六稜星でしたが、1908年から特別地域を含む七稜星になりました。
南半球の夜空に輝く星座である南十字星は、日本では沖縄などの南の島で地平線ギリギリに 見えるものの、普段は見ることができません。一方オーストラリアではとても身近な存在。 しかし、南十字星は全天の星座88個の中で最も小さい星座なので見つけるのは大変かも?!
オーストラリアの国歌
オーストラリアの国歌、『アドバンス・オーストラリア・フェア』。この歌はかつてオーストラリアの「全国的な愛唱歌」として親しまれていたが、1984年4月19日付で国歌に制定されました。 1788年から1974年まで公式の国歌は英国国歌の『God Save the Queen (or King)』 でしたが、1984年以降、オーストラリアではたいていの場合、『God Save the Queen (or King)』は王室関連行事の最初に演奏され、『Advance Australia Fair』は最後に演奏されています。
他にも国民的音楽として、『Waltzing Matilda』という歌があり、国歌には惜しくも選ばれませんでしたが、世論調査で『アドバンス・オーストラリア・フェア』に 次いで人気のある歌でもあります。歌詞はいろいろなバージョンがありますが、オーストラリアで 一番知名度の高い辺境の詩人、A.B.“バンジョー”・パターソンが1895年に作詞作曲したものが一番有名です。