最初の滞在先として、ホームステイにすべきか、シェアにすべきか?というご質問は多くよせられます。しかし、こちらも当人のお好みです。それぞれ環境や運にもよりますが、以下は一般的なシェアとホームステイの違いとなります。
ホームステイとシェアの主な違い
ホームステイとシェアの主な違いは食事がつくかつかないかという点が一番大きいです。さらに、一般的にホームステイは家族の一員として迎えられる場合が多いので、面倒を見るという感覚が多少ありますが、シェアはあくまでも同等の立場ですので、気楽ですが、各自責任を持った行動が必要となります。しかしシェアメイトによっては、海外留学生になれている人もいるので、面倒見が良い人もいますし、仲良くなって一緒に行動を共にするということもあります。ホームステイもはずれれば、最悪な環境の場合もありますので、シェアでもホームステイでも状況によるともいえるでしょう。
コミュニケーション問題
ホームステイは通常海外留学生を受け入れるのが当然ですので、英語が話せなくても、「英語の勉強をしに来ているのだから」と思い理解をし、一生懸命意思を伝えれば、コミュニケーションをしようと努力をしてくれることが多いですが、オーストラリア人とのシェアの場合は単純に部屋を貸すということが目的であるため、お互い干渉せず、コミュニケーションもあまりとらず、意外にも英語の勉強にもならないこともあります。当然シェアする相手にもよるので、海外留学生に慣れているオーストラリア人や共通の趣味などがあると親密な関係に発展し、英語の勉強にもなり、楽しく過ごせることもあります。一般的にはオーストラリア人とのシェアをする場合は全く英語ができないより多少でも意思疎通ができるレベルの方が、又は、性格が明るく、まちがった英語を話しても恥ずかしがらず意思疎通をしようと思う気合がある人が、英語の上達につながることが多いです。
そして、ホームステイでもシェアでもオーストラリア人と生活をともにしたときに大切なことは、自分の意思をきちんと伝えることです。日本人のように暗黙の了解で人の気持ちを察することはほとんどないので、きちんと自分の気持ちを表現しないと伝わりません。何か不満などがあったときも我慢するのではなく、きちんと気持ちを伝えていえけば簡単に解決する問題も多くあります。何も言わなければ、オーストラリア人は満足しているものだとずっと思っているので、問題はいつまでたっても解消されません。日本人の多くが過剰に気を使い、あまり気分を悪くさせるような発言をするべきでないと考えますが、相手の行動に納得が行かないときは、トラブルが大きくなる前にはっきりといい、話し合い、お互いに良い方法を見つけていくのがベストなのです。
それぞれの長所と短所
良い点 | 悪い点 | |
ホームステイ |
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シェア |
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あくまでも一般的な情報ですので中には日本語を話すオージーシェア、オーストラリア人&日本人カップルのホームステイなど状況はさまざまですので、カウンセリングの際いろいろご相談しながら、滞在先の環境もある程度お好みに添い手配をするよう心がけますのでご安心ください。